介護への備え

介護は、必要になってからでは選べる選択肢が狭まります。元気なうちに体の状態・かかりつけ医・薬・お金の所在・本人の希望を家族で共有し、いざ始まったら介護保険を軸に、きょうだいで役割を分けて進めます。困ったときの相談先は、担当地区の地域包括支援センターです。

元気なうちに備える

準備のサインと、確認しておくこと。

介護が始まったら

介護保険の申請から、使えるサービスまで。

きょうだいで進める

負担を1人に偏らせない分担と、話し合いの場づくり。

離れて介護する

よくある質問

介護の準備は、具体的に何から始めればいいですか?
制度の勉強より先に、親の「体の状態・かかりつけ医・薬・お金の所在・本人の希望(どこで暮らしたいか)」を確認して家族で共有します。担当地区の地域包括支援センターの場所も調べておくと、いざというとき動きやすくなります。
介護保険は、いつ・どこに申請しますか?
「支援や介護が必要かも」と感じた時点で、親の住む市区町村の介護保険窓口か地域包括支援センターに相談・申請できます。入院中でも申請でき、申請から認定までは一定の期間がかかるため、早めの相談が安心です。
介護の費用は、どのくらいかかりますか?
要介護度、使うサービス、在宅か施設か、所得によって大きく変わるため一概には言えません。介護保険サービスの自己負担は原則1〜3割で、所得に応じた負担軽減の仕組みもあります。具体的な見込みはケアマネジャーや市区町村の窓口に相談します。
きょうだいで、近くに住む自分だけに負担が偏っています。
まず「何を・誰が・どれくらい」やっているかを書き出して共有し、実務・お金・情報・意思決定などに役割を分けて割り振ります。話し合いでまとまらないときは、地域包括支援センターやケアマネジャーに間に入ってもらう、家庭裁判所の調停を利用するといった方法もあります。